肩甲骨は動いてますか?

肩甲‐上腕リズムとは?

肩が痛い方へ!

 

あなたの肩甲骨はしっかり動いていますか?

 



肩痛・五十肩の原因とは?


肩痛をお持ちの方へ
古澤
※全ての方に当てはまるとは限りません。

 

 


 


肩甲−上腕リズムとは、

 

正常な肩関節では、約180°外転したとき、そのうち120°は肩甲上腕関節で行われ、残り60°は肩甲骨の上方回旋によってもたらされている。これは肩甲上腕関節2°に対して、肩甲骨が1°上方回旋することになっておこる。この肩関節と肩甲骨の両方の運動によって肩関節外転がなされることを肩甲‐上腕リズムと呼ぶ。

 

簡単に言いますと、肩だけでなく、肩甲骨も一緒に動かなくてはならない構造になっています。

肩が痛いのか、猫背等で肩甲骨の筋が固くなっているのかしっかり見極めましょう。

 

 

 

外転動作を例にとってみると、この外転動作の遂行には肩のすべての要素が作動している。ゆるやかな自動外転運動を例にしてみる。

 

1、0〜45°の外転
運動は、肩甲上腕関節において遂行される。

 

2、45〜90°の外転
肩甲上腕関節では、外転は45〜75°までである。
肩甲骨は軸回旋運動を始める。鎖骨が肩峰の動きにより動かされる。
60〜80°においては鎖骨は肩鎖関節において滑り、回転、傾斜運動を生じる。

 

3、90〜135°の外転
肩甲上腕関節においては、外転は約75〜100°までである。
肩甲骨は軸回旋運動を続ける。
鎖骨は、鎖骨自体のまわりを回転し続け、その外側端は上後方に移動する。

 

4、135〜160°までの外転
肩甲上腕関節においては、外転は約100〜130°までである。
肩甲骨は軸回旋運動をし続ける。(回転域は45°である)
鎖骨はこれ以上移動しない。
上腕骨の回転は非常に制限されてくる。

肩甲上腕関節とは

肩甲上腕関節とは、肩甲骨関節窩と上腕骨骨頭によって形成される。形状は球型の大きな上腕骨骨頭が小さな皿状の肩甲骨の窪みとの間に出来ているため球関節といわれている。

 

運動としては、屈曲、伸展、外転、内転、外旋、内旋、水平外転、水平内転がある。

 

 

関節のこのような運動を可能にしているのが動作筋と肩甲骨の動きである。
肩関節周囲筋は大きく3群に分けられる。胸郭から起こって肩甲骨に付く筋群(肩甲胸郭関節の筋群)、胸郭から起こって上腕骨に付着する筋群、肩甲骨から起こって上腕骨に付着する筋群(肩甲上腕関節の筋群)の3群である。これらの筋群のなかで、

 

とくに肩甲上腕関節の筋群の属するのが、三角筋、腱板構成筋、大円筋、烏口腕筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋である。

 

 

これらの肩甲上腕関節の筋群のなかで三角筋は生理的横断面積が約3分の1を占める最大の筋であり、肩の挙上運動に最も重要な働きをする。

 

 

腱板の働きは挙上と内外旋であるが、挙上は三角筋、内旋は大胸筋、広背筋、大円筋の働きが主であり、腱板は補助的な働きでしかない。しかし、外旋は腱板が主動作筋である。

 

 

肩甲骨は胸郭の上で上肢の運動が効率的に行えるように働き、肩甲骨の動きが上肢の運動に関与しており、胸郭の上を滑るようにして多くの運動を可能としている。

この4つの筋は大切です!なぜなら

腱板(ローテーターカフ)があります。

 

肩甲上腕関節は前述した通り球関節であり可動性は大きいが、安定性は他の関節に比べると低い。

 

すなわち、肩関節は人体のなかで最も脱臼しやすい関節であり、全外傷性脱臼の45%は肩関節に起こる。

 

安定性を確保するための特徴的な構造を有している。その1つが腱板である。

 

腱板は4つの筋で構成される板状に連続した組織からなり、肩甲骨関節窩の周囲にあり、個々の筋の活動による関節運動を行うだけでなく、上腕骨骨頭を関節窩に引き付けて多くの運動を安定化させて効率よくしている

 

 

その4つの筋とは前方の肩甲下筋、そのうえにある棘上筋、後方上方の棘下筋、その下にある小円筋である。